・未経験のWEBデザイナーの人
・仕事の取り方について知りたい人
目次
未経験のWEBデザイナーの仕事の取り方
未経験の人は「WEBデザイナーってどうやって仕事を取っているんだろう?」と気になりますよね。未経験のWEBデザイナーの仕事の取り方は人によって違いますし、方法も沢山あります。今回は、難易度順に仕事の取り方を紹介していきます。
その①クラウドソーシングを利用する
初心者でも簡単に仕事が出来るのが、クラウドソーシングです。私は「フリーランスのデザイナーになろう」と決めた時は実績がゼロでしたが、クラウドソーシングを利用することで実績を作ることが出来ました。クラウドソーシングなら、在宅で好きな時間に仕事が出来ます。
クラウドソーシングを利用する
難易度レベル★(誰でも簡単に出来る)
・すぐに実績を作りたい人
・個人やお店と仕事がしたい人
・在宅で仕事がしたい人
・子育てや介護がある人
・地方に住んでいる人
おすすめのクラウドソーシングは、ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスです。私はココナラを9年ぐらい利用しています。他にもサブでランサーズ、クラウドワークスも利用していました!ココナラはホームページやLPの作成、バナーのデザインなど、自分で自由にサービスを出品することが出来ます。価格設定や内容、作業量も決められます。
私は過去にココナラだけで月に21万売り上げたことがあります。今はココナラの出品者の数も増えライバルが多いので、まずは人気のジャンルで低価格で販売するのがおすすめです。
ココナラについては、こちらの記事に詳しく書いています。
ランサーズの仕事は、主にタスク形式・コンペ形式・プロジェクト形式の3つがあります。実績がゼロの人に特におすすめなのが、コンペ形式。コンペ形式はクライアントに成果物を提案し、採用されれば報酬が支払われます。
最初のうちはなかなかコンペが通らないと思いますが、諦めずに何度もコンペに応募すれば採用される確率が上がります。私は60回以上コンペに応募しました。クラウドワークスも常に案件があるので、ココナラ、ランサーズと一緒に登録しておきたいサイトです!
【おすすめのクラウドソーシング】
・ココナラその②友達や知り合いに頼む
友達や知り合い、親せきから仕事を貰うという方法もあります。その場合、「フリーランスのWEBデザイナーになりました!もし仕事があったら下さい!」とSNSやLINEで報告しておくと良いと思います。
友達や知り合いに頼む
難易度レベル★(誰でも簡単に出来る)
・信頼できる相手と仕事がしたい人
・友達や知り合いが多い人
私の場合、親せきに頼まれてTシャツのロゴデザインをしたり、ホームページを作ったりしました。小さい頃から仲良くしている親せきが喜んでくれて、嬉しかったです。友達や知り合い、親せきの仕事だと「安くして」と言われることが多いと思うのですが、「タダでやって」と言わたり、金額交渉が難しかったりするので、そこだけ注意が必要です!
最初は実績作りのために引き受けても、あまりにも安すぎる仕事や、タダでは出来ないと判断した仕事はキッパリ断りましょう。
その③交流会で紹介してもらう
交流会に参加して、仕事を紹介して貰う方法もあります。交流会では名刺交換して自己紹介して「何かあったら連絡下さいね」ぐらいが良いと思います。ゴリゴリに営業してしまうと、後で嫌われる可能性もあります。
交流会のメリットは、色んな業界の人と繋がれたり、名刺を交換しておけば仕事が紹介して貰えること。デメリットは会場までの移動が大変だったり、参加費がかかったり、マルチに勧誘されたりすることですね。交流会に毎月参加する人はある程度の体力とメンタルの強さは必要です。
交流会で紹介してもらう
難易度レベル★(簡単に出来る)
・色んな業界の人と仕事がしたい人
・社交的な人
・人脈を増やしたい人
私はマルチ商法の勧誘をされたり、初対面の人と大勢で会話するのが嫌なので、東京都が主催しているビジネスコンテストの名刺交換会に参加しました。真面目な内容で、なおかつ一部の人しか参加出来ない交流会がおすすめです。最近ではオンラインの交流会もあるので、気軽に参加してみましょう。
その④ビジネスSNSを利用する
他には、ビジネスSNSを利用するやり方もあります。クラウドソーシングの場合、個人やお店と取り引きすることが多いと思いますが、ビジネスSNSは企業との取り引きになります。基本的にビジネスSNSでは、良さそうな企業案件に応募するか、企業からスカウトされるかのどちらかになります。
また、ビジネスSNSではWEBデザインの作品や経験が必要になってきます。書類選考の際に、今まで作った作品をまとめたポートフォリオを用意しておくと良いでしょう。作品が少ない人や時間が無い人は、PDFでもOKです。
ビジネスSNSを利用する
難易度レベル★★(ポートフォリオが必要)
・企業と仕事がしたい人
・企業からスカウトされたい人
・人脈を増やしたい人
おすすめのビジネスSNSは、ウォンテッドリー、リンクトイン、ユートラストです。私は9年ぐらいウォンテッドリーを使っています。ウォンテッドリーは、「今すぐ一緒に働きたい」という意思表示のボタンを押して手軽にエントリー出来るのがメリットです。最近ではウォンテッドリーの倍率がすごい事になってるので、とにかく沢山応募しまくることをおすすめします。
あとは、ウォンテッドリーのプロフィールに希望の働き方やポートフォリオのURLなどを貼っておくと、スカウトが来ます。私は事業会社からスカウトが来ました。ウォンテッドリーは比較的新しい会社が多い印象です。
リンクトインは有名なビジネスSNSなので、登録しておくと良いと思います。ユートラストは、WEBデザインの副業が探せたり、コミュニティで交流出来たり、イベントに参加出来たりと幅広い使い方があります。
ユートラストに関しては、こちらの記事で詳しく書いています。気になった方は、読んでみて下さい。
【おすすめのビジネスSNS】
・ウォンテッドリー
・リンクトイン
・ユートラスト
その⑤マッチングサイトを利用する
デザイナー向けのマッチングサイトで探すもの良いと思います。マッチングサイトもビジネスSNSと同じように、自分で企業に応募するか、企業からスカウトを貰う仕組みになっています。デザイナーに特化したマッチングサイトの良い所は、制作会社、デザイン事務所、広告代理店などクリエイティブ系の企業が多く登録している所と、有料で利用しているため企業の採用意欲が高い所です。
マッチングサイトを利用する
難易度レベル★★(実績が必要)
・企業と仕事がしたい人
・企業からスカウトされたい人
私はビビビットを利用しています。ビビビットはポートフォリオを作成して、企業からスカウトを貰ったり案件に応募が出来るポートフォリオマッチングサービスです。私は2021年からビビビットに登録したので、3年半以上は利用しています。登録は無料で、年会費もかかりません。ビビビットに関しては、こちらの記事で詳しく書いていますので、良かったらこちらもご覧下さい!
【おすすめのマッチングサイト】
・ビビビット
ここからは、実績がある人向けの仕事の取り方を紹介します!
エージェントを利用する
「自分から応募するのが面倒」「普段は忙しくて求人をチェックしている時間が無い」という人は、エージェントを利用してみるのはどうでしょうか?通常、エージェントに登録後に問題が無ければ、どんな仕事が良いのか、どれぐらいの給与が欲しいかを丁寧にカウンセリングをしてくれます。カウンセリング後に、希望に沿った仕事を紹介してくれます。
エージェントを経由すると楽ですが、エージェントは基本的に経験者向けなので難易度が高いです。エージェントによっては、登録申し込みをしてもその後の連絡が無かったり、仕事の紹介をして貰えないケースもあります。
仕事の紹介をして貰えない原因(予想)
・経歴やスキル不足
・年齢的な問題
・希望条件がマッチしていない
・求職意欲が低い
あとはエージェントの担当者との相性もあるので、複数登録して比較してみるのも良いかもしれません。
エージェントを利用する
難易度レベル★★★(経歴やスキルが必要)
・企業と仕事がしたい人
・忙しく時間が無い人
・仕事探しは任せたい人
私はITプロパートナーズ、レバテッククリエイター、ワークシップに登録しています!特に、ITプロパートナーズの担当者の方が積極的に仕事を探してくれるので、とっても助かっています。
レバテッククリエイター、ワークシップもWEBデザインの案件を多く扱っているので、登録しておきたいサイトです。
【おすすめのエージェント】
・ITプロパートナーズ
・レバテッククリエイター
・ワークシップ
SNSを利用する
これも難易度が高いですが、XやInstagram、FacebookなどSNSで告知して仕事を貰うという方法もあります。「この人に頼みたい!」と思わせるようなセンスのある人や、相談しやすい雰囲気であれば、SNSから依頼が来ると思います。
ただ、実績があまり無い時期は告知をしてもなかなか仕事が来ないかもしれません。その場合、例えば「毎月〇人限定で、格安でホームページを作成する」など、何かしらのアピール要素は必要です。また、告知だけでは無く、リピートをして貰うためにはどうしたらいいか戦略を練る必要もあります。
SNSを利用する
難易度レベル★★★(センスや戦略が必要)
・自由に仕事したい人
・コツコツ継続できる人
・流行に敏感な人
・マーケティングが好きな人
以前、ワードプレスでホームページ作成をして、Xで成功しているデザイナーさんがいました。テーマはスノーモンキーでした。個人事業主(英会話スクールの先生やお店屋さんなど)がクライアントであれば、そのデザイナーさんのように、ホームページ制作に特化するのも良いと思います。
特にペライチは一般ユーザーが多いので、ペライチのカスタマイズなどは需要があります。あとは、ノーコードのSTUDIOに特化したデザイナーや、女性向けのデザインに特化したデザイナーはよく見かけます。
【特化型デザイナーの例】
・ペライチに特化したデザイナー
・STUDIOに特化したデザイナー
・女性向けのデザインに特化したデザイナーなど
※営業のDMを大量に送ると通報されたり、最悪アカウントが凍結する可能性があるのでSNSでの営業活動には注意しましょう。
さいごに
未経験のWEBデザイナーの仕事の取り方については、以上です。最初はクラウドソーシングや友達の仕事から始めて、実績が増えたらマッチングサービスやエージェントを利用したり、少しずつステップアップしていくのが良いと思います!
グラフィックデザイナー/WEBデザイナーのアマノです。
フリーランスとして活動して、今年で10年目になります。