デザイナーになるのに、有利な資格はあるの?その疑問にデザイナーが答えます!

アマノ先生

グラフィックデザイナー/WEBデザイナーのアマノです。
これからデザイナーになりたい人は「有利な資格ってあるの?」と疑問に思いますよね。

この記事はこんな人におすすめ

・WEBデザイナーになりたい人
・グラフィックデザイナーになりたい人
・デザインの資格について知りたい人

デザイナーになるのに、有利な資格はある?

面接会場

あくまでも私の体感ですが、「デザインの世界はスキルや作品が重視されるので、就職や転職では資格はあまり重要じゃないです・・・!」というのが本音です。それはフリーランスのデザイナーでも同じです。

正直「スキルや作品が素晴らしいのに、資格が無いから面接に落ちる」ということは、ほぼありえないです。

例外として、デザインの講師になるため、スキルの証明として資格を求められることはあるかもしれません。

基本的にデザインは「資格不要・完全実力社会」だと思っています。

ただ、資格は重要ではありませんが、資格が全く無いよりは多少あったほうが良いのは事実です。

デザインの資格を取得するメリット

デザインの資格を取得することのメリットです。

・学ぶことで知識が増える
・スキルの証明になる
・今後の自信に繋がる

ここから、デザインに関する資格を紹介したいと思います。

WEBデザインの資格

卒業した学生

ウェブデザイン技能検定

  • 概要: 厚生労働省認定の国家資格で、1級から3級まであります。主にHTML、CSS、JavaScript、Web制作に関する技術的な知識を評価します。
  • 対象者: 初心者から上級者まで、レベルに応じた受験が可能。
  • メリット: 公的に認められた資格なので、信頼性が高く、キャリアアップに役立ちます。

ウェブデザイン技能検定 – ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定

アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional

  • 概要: Adobe製品(Photoshop、Illustrator、Dreamweaverなど)の操作スキルを認定する資格です。Adobe製のツールは、WEBデザインで広く使われているため、これらの資格取得は非常に有用です。
  • 対象者: Adobeソフトウェアの基本から高度なスキルを証明したい方。
  • メリット: 国際的に認知されている資格で、クリエイティブ業界全般で役立ちます。

アドビ認定プロフェッショナル|Adobe Certified Professional

HTML5プロフェッショナル認定資格

  • 概要: HTML5に特化した資格で、HTML5の知識や技術力を証明します。1級と2級があり、Webアプリケーションやインタラクティブなコンテンツの設計・開発を含みます。
  • 対象者: Web標準技術を学びたい方、エンジニア志向のWEBデザイナー。
  • メリット: HTML5の専門的知識を評価されるため、フロントエンド開発者に有用です。

Web資格なら「HTML5プロフェッショナル認定試験」公式サイト

Webデザイナー検定

  • 概要: Webデザインに必要な基本的なスキルや知識を評価する資格で、HTML、CSS、デザインソフトの操作なども含まれます。グラフィックデザインやWebデザインの知識を証明できます。
  • 対象者: Webデザイナーを目指す方、Webデザインに関する知識を高めたい方。
  • メリット: Web制作やグラフィックデザインのスキルを活かせる資格です。

CG-ARTS | 検定

グラフィックデザインの資格

会話する男女

DTPエキスパート認証試験

  • 概要: DTP(デスクトップパブリッシング)に関する専門知識を問う資格試験です。印刷業界でのデザインや制作に必要なスキルを身に付けることができ、Adobe IllustratorやPhotoshopなどのソフトウェアの知識も評価されます。
  • 対象者: DTPや印刷に関連する仕事に就きたい方。
  • メリット: 印刷業界での評価が高く、DTP関連の技術を体系的に学べます。

DTPエキスパート | JAGAT

CGクリエイター検定

  • 概要: コンピュータグラフィックスの技術や知識を問う資格で、2D・3Dデザインに対応しています。特にグラフィックデザインや映像制作に関わるスキルを証明できます。
  • 対象者: コンピュータグラフィックスを活用したデザインに興味がある方。
  • メリット: CG業界において、基礎から応用までのスキルを評価される資格です。

CG-ARTS | 検定

色彩検定

  • 概要: 色彩に関する知識を評価する資格試験で、デザイン業界だけでなくファッションやインテリア、プロダクトデザインにも活かせる資格です。1級から3級まであり、色の基礎から応用的な知識まで幅広く学べます。
  • 対象者: デザイナーや色彩を扱う職業に就きたい方。
  • メリット: カラーコーディネーションや配色に関する知識が深まり、デザイン全般に役立ちます。

色彩検定協会/カラーコーディネーター

Illustratorクリエイター能力認定試験

  • 概要: Adobe Illustratorの操作スキルを問う資格試験で、実務に必要なグラフィックデザインスキルを認定します。ベーシック(基礎)とエキスパート(上級)の2レベルがあります。
  • 対象者: Illustratorを使ってグラフィックデザインを行う方。
  • メリット: Illustratorの操作に特化したスキルを証明することができ、即戦力としてアピールしやすい資格です。

Illustrator®(イラストレーター)クリエイター能力認定試験│資格検定のサーティファイ│あなたのスキルアップを応援します

どの資格を選べばいい?

色見本

基本的には、自分のなりたい職業に沿った資格が良いですが、個人的には「色彩検定」は転職しても使える資格だと思います。


WEBデザイナーからインテリアコーディネーターに転職
グラフィックデザイナーからパーソナルスタイリストに転職

色はデザインやファッション、インテリアなど幅広い分野に繋がるものだからです。自分が将来どんな仕事がしたいか、まだはっきり決まっていない人は、色彩検定を勉強してみるのも良いかもしれません。

東京商工会議所が行っている、カラーコーディネーター検定試験という資格もあります。

東京商工会議所検定サイト | カラーコーディネーター検定試験®

さいごに

このほか色々なデザインに関する資格があるので、気になった資格があれば挑戦してみましょう。

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