【デザイナー向け】ビビビットの使い方は?企業から「話したい」を貰おう

履歴書
アマノ先生

グラフィックデザイナー/WEBデザイナーのアマノです。
今回は、無料でポートフォリオが作れるViViViT(ビビビット)について紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

・デザイナーの人
・ビビビットの使い方が知りたい人
・企業とマッチングしたい人

ビビビットとは

ビビビットの画面

画像引用:デザイン/アートをしごとにつなぐポートフォリオ:ViViViT(ビビビット)

ビビビットは「作品を投稿して仕事に出会うポートフォリオマッチングサービス」です。特にクリエイティブ業界を目指す学生や、若手クリエイターに向けたプラットフォームになっています。
一般的に10代から20代前半のユーザーが多いようです。

デザイン/アートをしごとにつなぐポートフォリオ:ViViViT(ビビビット)

私は2021年からビビビットに登録したので、3年半以上は利用しています。
登録は無料で、年会費もかかりません。

参考:デザイン/アートをしごとにつなぐポートフォリオ:ViViViT(ビビビット)

ビビビットに登録したきっかけ

Adobe portfolioで既に自分のポートフォリオは作っていたのですが、Adobe portfolioではアクセス数が少ないので、仕事の問い合わせがありませんでした。

まずは色んな企業に自分のことを認知して欲しい、もっと作品を見てもらいたいと考え、ビビビットに登録することにしました。

ビビビットの特長

オンラインポートフォリオが簡単に作れる

ユーザーは自分のデザイン、イラスト、動画などのクリエイティブな作品をポートフォリオ上にアップロードできます。これにより、企業はユーザーのスキルやセンスを直接見ることができます。ポートフォリオを作成する手順はとても簡単で、短時間で就活用・転職用のポートフォリオが完成します。

企業のポートフォリオが閲覧できる

企業側もポートフォリオを公開しているので、制作物から企業を比較することが可能です。大学や専門学校の何年生からでも使えるので、業界研究やインターン探しにも最適です。

企業とマッチングできる

ビビビットには多くの企業が参加しており、クリエイターの作品を見て気に入った場合、直接スカウトを送ることができます。

転職用のポートフォリオが閲覧できる

ビビビットでは、デザイナーの転職用ポートフォリオが閲覧できます。作品の見せ方やまとめ方、魅力的なプロフィール文など、ポートフォリオ作りの参考にすることができます。

イベントやコンテストがある

ビビビットは、定期的にコンテストやイベントを開催しています。コンテストやイベントに参加することで、自分の作品を広めたり、スキルアップすることができます。

参考:「ViViViT」をApp Storeで (apple.com)

ビビビットの使い方

  1. プロフィールを作成する
    まずは新規登録してプロフィールを作成します。プロフィールの文章は自己紹介や実績など自由に書いてOKです。私は連絡先のアドレスも記載しています。アイコンは自由に設定できるので、顔写真やイラストを設定することができます。
  2. 作品をアップロードして、ポートフォリオを完成させる
    自分の作品をアップロードして、ポートフォリオを完成させます。ポートフォリオにはアピールポイントや説明文が追加できます。私は、クライアント名や制作完了した日付、制作期間や使用ツールなど細かく載せています。担当した範囲や制作プロセスも丁寧に載せると、企業からの反応が良いです。
  3. 企業とマッチングする
    ポートフォリオを閲覧した企業が「話したい」というボタンを押してスカウトを送ってくるので、承認ボタンを押すとマッチングが成立します。(承認したくない場合は拒否することもできます)また、ビビビットでは求人情報が掲載されているので、ユーザー側から応募もできます。応募したい職種に対して「このポジションについて話したい」というボタンを押して、企業側から承認されればマッチングになります。
  4. 企業と面接する
    双方マッチングできたら、企業とメッセージのやり取りができるようになります。そこから希望条件などを確認し合い、面接に進むことができます。

私の場合、登録したばかりの頃は企業からスカウトを受けるのを待っていましたが、最近では自分から企業に応募するようにしています。

ビビビットのポートフォリオの載せ方は?

ビビビットのポートフォリオの載せ方について簡単に説明します。難しい操作は一切ないので、初めてでも簡単にアップロードできると思います。

作品を追加する画面

①赤文字の、プラスマーク(+)の「作品を追加」の所をクリックします。

選択画面

②「何を追加しますか?」というポップアップが出てくるので、今回は例として「画像を追加」を選択します。

④PCから好きな画像を選択できるようになるので、デスクトップにあった旅行のイラストを選択してみます。そうすると、ポートフォリオ上に旅行のイラストがアップされた状態になりました。

テキスト入力画面

⑤上にあるT(テキスト)マークをクリックすると、テキストが入力出来るようになりました。「旅行用のイラストを描きました」というテキストを入力してみました。
このほか、作品のタイトルやジャンル、H(見出し)、など自由に入力できます。

さらに詳しい使い方は公式サイトに載っているので、分からないことがあればチェックしてみましょう!

ViViViTの使い方 – 株式会社ビビビット(Vivivit, Inc) (zendesk.com)

ビビビットの評判は?

ビビビットの評判をXで集めてみました。

このほかビビビットの評判をまとめてみました!

・クリエイティブ系の人にとって、良いプラットフォーム
・オファーシステムが便利
・デザイン関連の求人が多い
・自分に合わない条件のオファーがくることもある
・「話したい」が形だけの場合もある

一部自分の希望とマッチしないオファーもあるようですが、全体的に良い口コミや感想が多いです!

ビビビットはどんな求人が多い?

会議中のビジネスマン

ビビビットに掲載されている求人情報を見たところ、デザイン系だと以下の職業が多かったです。

・WEBデザイナー
・UI/UXデザイナー
・グラフィックデザイナー
・3DCGデザイナー
・プロダクトデザイナー
・キャラクターデザイナー
・ゲームデザイナー

契約形態は
・正社員
・インターンシップ
・アルバイト
・フリーランス
など色々な募集がありました。

参考:デザイン/アートをしごとにつなぐポートフォリオ:ViViViT(ビビビット)

ビビビットはどれぐらい「話したい」が来る?

握手する人

ビビビットに登録して、実際にどれぐらい「話したい」が来るのかは、気になりますよね。

こちらは、2021年から2023年の間に企業から来た「話したい」の数です↓

2021年「話したい」の数:15社

内訳:制作会社9社/事業会社2社/メーカー1社/アパレルブランドの会社1社/コンサル系の会社1社/人材開発系の会社1社

2022年「話したい」の数:8社

内訳:制作会社2社/事業会社2社/アパレルブランドの会社2社/マーケティングの会社1社

2023年「話したい」の数:3社

この頃は求職活動をセーブしたので、スカウトの数も少なめです。
内訳:制作会社1社/コンサル系の会社1社/マーケティングの会社1社

トータルで見ると制作会社が最も多いですが、色んな業界の方がスカウトしてくれています!

ポートフォリオに投稿できる作品数は?

以前、ビビビットの転職/就職アドバイザーの方に「ポートフォリオに投稿できる作品数は?」と質問したところ、「ポートフォリオに投稿できる作品数について、上限の設定を仕様上していないため、実質無制限に投稿ができるはずです!」という回答をもらいました。

ポートフォリオの投稿数は無制限のようです。

ただ、投稿数が多すぎても企業側が閲覧するのが大変ですよね。逆に投稿数が少なすぎても不採用になりそうなので、私はグラフィックデザイン、WEBデザインを27作品投稿しています。

ビビビットに登録するとばれる?

ビビビットは本名とニックネームのどちらかで登録できます。また、アイコンは自由なので風景写真などを設定してしまえば個人を特定される可能性はかなり低いと思います。ポートフォリオから自分の身元が特定される可能性がありますが、ポートフォリオの公開範囲は、ビビビットに登録無しで誰でも閲覧できる全体公開、ViViViTユーザー+採用担当者まで公開、採用担当者のみ公開、とそれぞれ選ぶことができるので安心です。また、企業をブロックする機能があるので、誰にも知られずに求職活動をしたい人はブロック機能を利用してみましょう。

二次創作に関しては、作品のタイトルや説明文に【二次創作】【ファンアート】などの表記があればOKだそうです。

ビビビットを利用した感想

契約書

ビビビットを利用した感想をまとめました。

レベルの高い制作会社が多かった

ビビビットは、作品のクオリティが高い制作会社やデザイン事務所が多かったです。モックアップや見せ方など、華やかで美しくとても勉強になりました。

どんな会社か深く知ることができた

通常の求人の場合、制作実績について細かく分からないこともありますが、ポートフォリオのおかげでどんな会社か深く知ることができました。

企業からスカウトしてくれるので楽だった

自分から履歴書を送ったり、積極的に行動しなくても企業側からスカウトをしてくれるので、求職活動が楽でした。

他のデザイナーのポートフォリオが参考になった

他のデザイナーのポートフォリオをいくつか見たのですが、プロフィール文や投稿作品が参考になりました。

企業からのいいねでモチベーションが上がった

ビビビットは、気に入った作品に対して企業側もユーザー側もいいねを付けることができます。素敵な企業からいいねを貰うことで、求職活動のモチベーションが上がりました。また、企業が自分の作品を閲覧した際は、あしあとが残ります。あしあとが沢山ついてる企業は、自分の作品をじっくり見てくれていると思うので、嬉しかったです。

さいごに

ビビビットの紹介は以上です。
求職活動に役立つので、ぜひ皆さんもビビビットを活用してみてください!
ビビビットは、アプリ版とブラウザ版がありますが、ブラウザ版が使いやすいのでおすすめです。

デザイン/アートをしごとにつなぐポートフォリオ:ViViViT(ビビビット)【おすすめ】

「ViViViT」をApp Storeで (apple.com)

ポートフォリオの作り方は、公式のガイドや、はたらくビビビットが参考になりますので、こちらもチェックしてみて下さい。

ViViViTの使い方 – 株式会社ビビビット(Vivivit, Inc) (zendesk.com)

はたらくビビビット – ポートフォリオとデザインのリファレンスメディア (vivivit.com)

オリジナルのデザインでポートフォリオを作りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

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