・デザイン初心者の人
・グラフィックデザインを知りたい人
目次
グラフィックデザインとは
グラフィックデザインにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる目的や用途に応じて使われます。初心者の方にも分かりやすいように、代表的なグラフィックデザインの種類を説明します。
ロゴデザイン
ロゴデザインは、企業やブランドの「顔」となるシンボルや文字のデザインです。シンプルで覚えやすく、ブランドのイメージや価値観を視覚的に表現します。
- 例
スターバックスのマーメイドマーク、Appleのリンゴマーク - ポイント
一目でブランドを認識できることが重要です。色や形、フォントの選び方がブランドの印象を大きく左右します。
広告デザイン
広告デザインは、製品やサービスを宣伝するためのビジュアルを作成するデザインです。ポスター、バナー広告、雑誌広告など、さまざまな媒体で使用されます。
- 例
テレビCMのビジュアル、雑誌の広告ページ、ウェブバナー - ポイント
目を引くデザインとメッセージの明確さが求められます。ターゲットとなる顧客層に合わせたデザインが重要です。
パッケージデザイン
パッケージデザインは、製品の包装をデザインすることです。製品を魅力的に見せ、購買意欲を高める役割があります。
- 例
飲料の缶やボトル、食品のパッケージ、化粧品のボトル - ポイント
製品の特徴を視覚的に伝えること、ブランドイメージに合ったデザインが重要です。また、実際の製品に合わせた形状や素材の選定も必要です。
印刷物デザイン
印刷物デザインは、パンフレット、名刺、カタログ、ポスターなどの紙媒体のデザインを指します。情報を整理し、視覚的に伝えることが目的です。
- 例
企業のパンフレット、イベントのポスター、店舗のメニュー表 - ポイント
読みやすさと視覚的なバランスが重要です。紙の質感や印刷方法もデザインに影響を与えます。
街で見かけるロゴやポスターは、グラフィックデザインです。
グラフィックデザイナーの業務内容
グラフィックデザインは、もともと印刷物に使われるデザインから発展した分野ですが、最近ではデジタル媒体にも広く使われています。
印刷物(ポスター、パンフレット、名刺など)に対するデザインはもちろん重要な部分ですが、ウェブデザインやUI/UXデザイン、モーショングラフィックスなど、デジタルメディア向けのデザインもグラフィックデザイナーの仕事に含まれることもあります。
グラフィックデザイナーの業務内容の例
・SNS用画像の作成
・デザインのブラッシュアップ
・SNS関連のクリエイティブ作成
・社内資料のデザイン作成
・キャンペーンLPなどのグラフィック制作
・WEBサイト制作
・サービスサイトの改善案
・グッズやイベントPOPの制作
昔はグラフィックデザイナーは紙のデザインをする人、WEBデザイナーはWEBサイトを作る人、ってイメージでした。今はグラフィックデザイナーも、WEB関連の仕事を担当するようになっています!なので、グラフィックデザインもWEBデザインも両方できると強いです。
グラフィックデザイナーとWEBデザイナーの違いは?
グラフィックデザイナーとWEBデザイナーは、両者とも視覚的デザインに関わりますが、主に扱う媒体が異なります。
- グラフィックデザイナーは、印刷物や広告、パッケージ、雑誌、ロゴなど、紙や物理的な媒体を中心にデザインします。グラフィックデザイナーの仕事は、レイアウト、色彩、フォントなどを駆使して、ブランドやメッセージを効果的に伝えることです。
- WEBデザイナーは、ウェブサイトやアプリのインターフェースをデザインします。彼らは画面上での見た目や使いやすさ(ユーザビリティ)を重視し、動的な要素やインタラクティブなデザインにも対応します。また、HTMLやCSSなどの基本的なコーディング知識も求められます。
違いを簡単にまとめると
- グラフィックデザイナーは、印刷物中心
- WEBデザイナーは、デジタル媒体(ウェブサイトやアプリ)中心
グラフィックデザイナーとイラストレーターの違いは?
グラフィックデザイナーとイラストレーターの違いは、主に仕事の内容と役割にあります。
- グラフィックデザイナーは、文字や画像、色、レイアウトなどの要素を使って、全体のデザインを作成します。ポスター、広告、ウェブデザイン、パッケージデザインなど、視覚的にメッセージを伝えるためにデザインを構築します。
- イラストレーターは、主に手描きやデジタルで絵を描くことが主な役割です。イラストを使って物語を伝えたり、特定のコンセプトを視覚化するのが得意です。
違いを簡単にまとめると
- グラフィックデザイナーは、レイアウト全体のデザインを担当
- イラストレーターは、絵やイラストの作成を担当
さいごに
グラフィックデザインには、ロゴデザイン、広告デザイン、パッケージデザイン、印刷物デザイン、最近ではウェブデザイン、UI/UXデザイン、モーショングラフィックスなど、さまざまな種類があります。
初心者の方は「グラフィックデザインは基本的に紙のデザインが中心で、デジタル系のデザインが求められることもある」と覚えておけばOKです!
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グラフィックデザイナー/WEBデザイナーのアマノです。
今回は、グラフィックデザインとは何かを簡単にまとめました。